株式会社 福寿園

「生活に寄り添うお茶」

 8月某日、福寿園京都本店にお伺いしてきました。

 福寿園といえば「お茶」ですよね。福寿園は創業1790年で、230年以上の歴史がある老舗です。時代に合わせて革新を加えながらも日本を支えるお茶づくりに専念されてきました。

 「一人一人の人生を潤すことができたら、生活の中にお茶が寄り添えたら、お客様の人生の中のどこかでお茶があればいいな。」

 そんな福寿園の想いに、「お茶のおいしい淹れ方講座」、「京都本店の見学」、「広報さまへのインタビュー」を通じて触れてきました。

1.お茶に触れる、知る

 京都本店の正面玄関から入り、広報チーム長の村井さんとまずはご挨拶。「本日はよろしくお願いします!」緊張して名刺交換をすると、すぐに「お暑いでしょう」と、水出し煎茶を振る舞っていただきました。のどを通る冷たいお茶、そして後から広がるさわやかな香り。酷暑の8月、染み入るおもてなしに、一同リラックスさせていただきました。


(地下1F「京の茶蔵」と日本茶インストラクターの伊藤さん)

 涼やかな気持ちなったところで、地下1Fの「京の茶蔵」フロアに移動しました。まずは、お茶の木や茶葉の種類等について説明していただきました。お茶の種類は色々あるのですが、実はもとは同じ茶の木(ツバキ科:カメリア・シネンシス)から作られており、紅茶も同じ木から作られているということを教えていただき驚きました。緑茶でも、抹茶、玉露、かぶせ茶、煎茶等、色々な種類があり、伊藤さんの明るく軽快なトークとボードを使った説明で、楽しく学べました。

 お茶の種類について理解したら、次は急須(宝瓶)を使って玉露と煎茶を淹れる体験です。お茶を淹れるポイントは、①茶葉の量 ②湯の量 ③湯の温度 ④抽出時間の4つだそうで、

玉露は「①茶葉の量:3g ②湯の量:30ml ③湯の温度:40℃ ④抽出時間:150秒」
煎茶は「①茶葉の量:3g ②湯の量:60ml ③湯の温度:70℃ ④抽出時間:90秒」

との事。
 指導していただくままお茶を淹れると、、おや?!自宅で淹れるお茶とは違う味わいに。お煎茶は渋みを抑えた上品な味わい、そして玉露はお出汁のような味わいでした。お茶ってこんな深い味わいなのかと驚きました。お茶屋毎に味筋があり、福寿園の「茶師」と呼ばれる職人が原料茶葉を見極め、ブレンドや火入れなどをすることで「やっぱり福寿園!」というお茶そのものの味を引き出した仕上がりになっていると教えていただきました。

 次に、二煎目を淹れた後の茶殻を食すという体験もしました。茶殻をお皿に取り分けて、だし醤油をかけていただきます。口に含むと玉露の茶葉は柔らかく、だし醤油との相性も良く、これまた新しい味覚との出会いに、再び驚きです。お豆腐の薬味にも向いているとの事。おいしそう~と想像する一同でした。


(写真は玉露、小皿の茶葉にはだし醬油がかかっています)

 楽しくおいしい体験で、アッという間のひと時でした。

2.お茶の空間を楽しむ

 次は京都本店の各フロアを見学させていただきました。まずは、茶器と茶道具等、お茶に関わる道具が展示・販売されているフロアを見学。オリジナルのデザインの物や高級感ある物、各々の商品もきっとお茶を楽しむ一旦を担っているのだと感じました。
 ゼンマイ仕掛けの「茶運び人形」もあり、今回特別に動かしていただきました。人形の手の上にお茶碗を置くと進み、お茶碗を受け取り、戻すと、180度まわって帰っていきます。かわいらしい動きとからくりに一同、拍手でした。

 次のフロアではお茶室を発見!四条にお茶室とは一同驚きでした。


(各フロアを説明して頂いた松原さん 人形のゼンマイは袴の下にあります)


(ビルの中にお茶室が!外国人の方も体験にいらっしゃるそうです)

 次に、京都本店3Fにあるフランス料理のお店を案内いただきました。何故、フランス料理の運営にされたのか気になり聞いたところ、世界旅行が大好きな現会長が「フレンチは西欧料理界では王様という確たるもののイメージ。そこに日本茶を合わせることで、新しい息吹が生まれるのではないか…」という発想でチャレンジされたそうです!
 海外にいる人の生活にもお茶を取り入れてもらえるようにとの想いと、日本料理はもちろんですが、海外の料理にもお茶があいますよ!という提案が出来ればという想いをお持ちだと教えていただきました。

 その後、カフェを案内いただきました。カフェには心くすぐるお菓子類が並んでおり、誘惑されそうに、、、しかし!何とか誘惑に負けず、無事見学を終え、お茶の世界を楽しませていただきました。


(カフェ入り口に陳列されている商品)

3.福寿園の想い

 最後に、インタビューをさせていただきました。福寿園の歴史の説明をしていただきながら、私たちからも質問させていただくという形式でスタート。


(インタビューを受けてくださった広報チーム長の村井さん)

 お茶の市場については、2007年を境にお茶のペットボトルの消費量が急須を使ったお茶の消費量を上回ったとの事。家庭でも急須で茶葉からお茶を淹れることが減り、お茶本来の味の良さを知らない人が増えているそうです。

 そのような状況の中で、お茶を美味しくいただく為の取り組み、これから目指していく事等々。いろいろなお話をお聞きする事が出来ました。
印象的だったのは、「お茶を使ったカフェやフレンチや体験など、色々なシーンで気軽にお茶に触れていただき、最終的に急須でお茶を淹れる事を体験してほしい。お茶のおいしさ、素晴らしさを感じていただき、世界中から京都そして福寿園という場所に来ていただきたい。」というお話でした。

 本日お伺いさせていただいた京都本店は正しくそのような場所なのだ!
というのが、今回の私たちの感想です。


(左から江村さん、村井さん、伊藤さん、我々一同、 家訓「無声呼人」の看板を背景に)

福寿園さんにはお茶に触れ合わせていただく素晴らしい時間を提供いただきまして、誠にありがとうございました。そして、体験・見学・インタビューにご協力いただきました、福寿園の村井さん、松原さん、伊藤さん、そして、アテンドいただきました江村商店の江村さん、誠にありがとうございました。

※お茶体験の場として、「福寿園CHA遊学パーク」もおすすめです。
 抹茶の石臼挽きやほうじ茶などの宇治茶づくり、お茶摘み等の体験や世界の茶の展示見学などができます。
https://cha.fukujuen.com/

株式会社 福寿園

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・オンラインショップ https://shop.fukujuen.com/
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